ブルドッグ日和 | 猫背日記・東京篇

ブルドッグ日和

雨が降るらしいし散る前にもう1回さくら、と思って夕方散歩に出た。

近くの河川沿いの並木のとこが遊歩道になっていて

自分と同じようにぶらぶら歩いている人がたくさんいた。

 

さくら、実はちょっと苦手というか

心の中で小心者にはプレッシャーな花やと思ってた。

新学年とか新入学の季節につきものやから

そういう状況の緊張感を思い出すという理由なんやけど。

ハイ、小心!

けど今日ばかりは参りました。完敗。綺麗すぎ。

トンネルみたいになってる桜並木の下を歩いてたら

風で散った花びらがわーーーっと降ってきて。

ちょっと感動さえ覚えた。

これが来年も咲くんやって考えたら「ええな」と思った。

 

 

そのあと信号待ちしてたフレンチブルドッグを連れた

ご夫婦に道を聞かれる。

(よく道聞かれます。ぼけっとしてるからかな。)

おばちゃんが黒いの、となりのおっちゃんが白いのを連れてて

めっちゃかわいいかった・・・めっちゃ見つめてしまった・・・

我慢できずに「・・・めっちゃかわいいですねぇ・・・」と告白までした。

心から出た言葉。

しかも、そのあとさらにブルドッグ発見!悪そうな顔!威圧感!

今日はええ日曜日やなぁ。

 

自分ちで飼ってるのはミニチュアダックスやけど

ブルドッグのあの、みっしり!とした重量感というか

重そうなの、すごい好き。顔もええよなー。

ダックスは「かわいい」顔やけど、慣れるとね。

しかしこの意見は家族からは無視され

アイドル顔ダックスが、父の心をノックアウトする日々というわけで。

いつか大人になったらブルドッグを!

いつも心にブルドッグを!

なんか違うか。