リレー応援団 | 猫背日記・東京篇

リレー応援団

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六本木ヒルズの映画館は、キャラメルポップコーンがうまいのです。
座席も広いし。新しいし、いいんだけど。


観客3人。


…昔パリでたまにこういう状況あったけど。マイナーなとこ行くと。
ヒルズですよね、ここ?そして水曜日ですよ?


…ま、観たの今さら『ゲド戦記』だし。みなさん観終わってるのか。

家かよ!って位、油断した体勢で見ましたとも。



終わって感想。「ダメなんだけど・・・惜しいって言いたい。」


おもしろくなりそうな気配を感じるたびに、積み木くずし。

映画がどんどんグレてってました。

たまにあるステキ要素の成長が、

至るところでバラバラ殺人に巻き込まれていた。

惜しいような、ダメダメなような・・・


ジブリはどうなってゆくのかなー


ジブリスタッフって、なかなか下が育たなくて高齢化してるって

前にインタビュー記事で読んで。

下の世代にバトンタッチしていく使命も感じる、ってゆってたし

今回はリレーの序章かと思って、

絵が違かろうと、つながってなかろうと、オチてなかろうと、

「なんか違うプラスさ」ないかなと思ってたんだけれども。


親子だろうと同じもの作れないし、同じもの期待するほうがおかしいし、

もう何しても「違う」だの「あっちのほうがいい」だの言う人はいるし。

それなら新しいことが何かあればよかったのにな、と思う。


しかしながら『ゲド戦記』って大きすぎる原作、しかも

『シュナの旅』までって・・・誰このハードル設定したのは。



はい、次!

これは「惜しかった」ってことで。(偉そう。誰だお前。)

映画としてはなんとも未完成だけど、絵は雑とか言われてるけど

あんな街描けないってば。あんな歌歌えないってば。

いいとこもあるんですよ、たまにね。


ジブリで育ってうれしかった世代なので、

今後もジブリからおもしろい作品が出ればいいと思う。

やっぱりどっかで期待し続けるのでしょう。

ジブリならやってくれるんじゃないか、と。


けど、ジブリ以外のとこで、作品を見て育った世代がいいもの作れればいいなとも思う。

それもリレー。


というわけで世の中のクリエイターさん、がんばれ。

応援しますよ。