葛飾 | 猫背日記・東京篇

葛飾

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東京は冷たい雨。
午後の早い時間に、もう真っ暗になってしまい、
電車から見る風景が夜のよう。
ネオンキラキラ。


水木しげる展以来の江戸東京博物館にて、浮世絵展をすべりこみで。

あぶないー明日までです。

音声ガイドは柳家花禄さんでした。


やっぱり着物にくぎづけ。

藤につばめ、黒地に白梅、絞り、赤い襦袢に金糸のふちどり。

夏にはうすーい絽の着物、いろんな浴衣。

うっとり。柄の豊かさも、それを描く画家の筆致にも。

すばらしく細かく美しい。


そして掛け軸の表装も。

今回も図録には収められてないけど、柄×柄のあわせとか見事で。

あー素晴らしい素晴らしい。


江戸の遊郭、芝居小屋、向島、芸者に遊女、役者絵。

竜虎、鳳凰、唐獅子牡丹。

美しい・・・


なんか、「何故自分はこんな風に絵が描けないのか・・・」と

真剣に凹みそうになった。

意味わからん方向に落ち込む始末。

過去の偉人と自分を引き比べてどうする、って話です。


あと鳥山石燕の妖怪図も素敵でした。

図鑑買っちゃおうかなークリスマスに向けて!