猫背日記・東京篇 -35ページ目
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音が足りない

音楽に、そんなに詳しくない。

ピアノはなんだかんだいって10年近く続けた気がするけど

今となっては全く弾けず。

練習嫌いやし、先生の子供とファミコンするかしゃべってるか・・・

 

熱く語るとか、そういうんでもない。

好きな音楽はもちろんあるし音楽を持ち歩いたりもするけれど

聴くほうもそんなに熱心じゃないんかもなー、と思う。

本が好きだから

読書中は自分のまわりに音楽の入り込むすきがなくなってしまう。

 

どこかで、自分には音が足りないと思っている。

そのせいか、たまにライブに行くと、がつんと持っていかれてしまう。

昨日はまさにそんなかんじの、いい音を聴いた。

場所はなんと、京都のお寺。普段なかなかない雰囲気やったし

サックスうますぎ!すごいピアノ。指まわるまわる。

曲に入り込むと自分がどこにおんのかとかわからんくなる。

音楽ってすごい・・・

無敵っぽいな、と思う。

そんな時に自分に音が足りないことをくやしく思ったりする。

終わったとき、となりに座ってた後輩が

「途中でちょっと泣きそうになりました」と言って

その言葉にも、なんか打たれた。いいなぁ音楽。かわいいなぁえみ。

いってらっしゃーい。ブログつくってね。

帰りに車内から見る夜桜とか、みんなで京都を歩いた空気とか、

そういうのも音とともに残る気がする。

 

はじめてライブに行ったのは高校生のとき、スピッツ。

野外で、海が見えていて、船が通ったり鳥が飛んでたりしてた。

だんだんと陽が沈んで、空がオレンジになってゆくのを見ていた。

夜になって最後に花火上がって

駐車場まで歩きながら見上げた月がありえないくらい赤くて大きくて

「なんかすごいぞ、この夜は」と思った。

何を着ていたか、何を見たか、何を思ったか。全部覚えているし、残っている。

これが始まりで、いまに続く。

 

日曜はさすがに時間があるけど、パソコンに向かいすぎ・・・

江戸の世界でも味わっとこ。

今日の本は 「橘花の仇」

まだ読み始めやけど、何巻かあるからおもしろければ続けてずっと読める。

こういう状況がしあわせ。

ブルドッグ日和

雨が降るらしいし散る前にもう1回さくら、と思って夕方散歩に出た。

近くの河川沿いの並木のとこが遊歩道になっていて

自分と同じようにぶらぶら歩いている人がたくさんいた。

 

さくら、実はちょっと苦手というか

心の中で小心者にはプレッシャーな花やと思ってた。

新学年とか新入学の季節につきものやから

そういう状況の緊張感を思い出すという理由なんやけど。

ハイ、小心!

けど今日ばかりは参りました。完敗。綺麗すぎ。

トンネルみたいになってる桜並木の下を歩いてたら

風で散った花びらがわーーーっと降ってきて。

ちょっと感動さえ覚えた。

これが来年も咲くんやって考えたら「ええな」と思った。

 

 

そのあと信号待ちしてたフレンチブルドッグを連れた

ご夫婦に道を聞かれる。

(よく道聞かれます。ぼけっとしてるからかな。)

おばちゃんが黒いの、となりのおっちゃんが白いのを連れてて

めっちゃかわいいかった・・・めっちゃ見つめてしまった・・・

我慢できずに「・・・めっちゃかわいいですねぇ・・・」と告白までした。

心から出た言葉。

しかも、そのあとさらにブルドッグ発見!悪そうな顔!威圧感!

今日はええ日曜日やなぁ。

 

自分ちで飼ってるのはミニチュアダックスやけど

ブルドッグのあの、みっしり!とした重量感というか

重そうなの、すごい好き。顔もええよなー。

ダックスは「かわいい」顔やけど、慣れるとね。

しかしこの意見は家族からは無視され

アイドル顔ダックスが、父の心をノックアウトする日々というわけで。

いつか大人になったらブルドッグを!

いつも心にブルドッグを!

なんか違うか。

なんでここ数日、テレビ見ながら寝てしまうんだろう。

なんで書き込んだ記事が消えてしまうんだろう。

納得いかない・・・

 

そんな矢先に、友達が作ったブログ、絵文字とか入るじゃないですか。

揺れるね?

 

 

 

石油王顔

バイトの給料を取りに事務所に行って

いそがしそうに電話をする店長の近くでみんなと1時間ムダ話などして邪魔する。

たのしい。

 

待ち合わせの時間つぶしにつきあってベーグル屋でお茶へと流れてみたり。

テーマは「不倫顔」でした。

 

不倫をするひとは、なんとなく顔に出ている、と言い出すガッキー。

そして不倫顔だと指摘されていたのは、りっちん。

(適当な名前にしてみた)(仮)

「ひとりで生きてけそうやけど、実はそうではない。」

というのがポイントだとのこと。

ふむー。

不倫は峠の茶屋のようなもので

長い人生においてふと休憩したくなるがそこは終着点ではない、

というのをどこかで読んだけど。

 

そして「ものすごーーい年上とかと結婚するかもね?」との予言をいただく。

「遺産、遺産」て小声でゆうのやめようね、りっちん・・・

ちなみに昔「アラブの石油王とかつかまえそうだよね」と言われたことありますが。

共通点が見出せません。

とにかく若さからは無縁とみた。

 

ガッキーはわたしのハリウッド風リアクションシリーズがツボだったらしく

かなりの笑いをいただく。

よきことかな。

 

花屋のお姉さん

「もうすぐ春の花は終わりなんですよね」と衝撃の発言。

ええ!来たばっかりでしょう、春って!

ぎざぎざしたチューリップを3本。

 

 

うららか

なんだかんだと理由をつけて

 日記をさぼるのは、簡単でした。

気がつけば家の中のさくらだけでなく、川岸のものも満開。

となりのコンビニの駐車場のこぶしの花も満開。

空も青い。春だなー。うららかだなー。

と思うと、ついハナレグミのうたをうたってしまいます。

 

きのう友達とごはんを食べに行き、会ってない間にあったことを

 すべて話そうとしたらたくさんありすぎて

お互いに話が飛びまくる、という事態に。

ひさしぶりのタパス、おいしくて幸せ。

好きなもの(子羊、タコのアリオリソース、パエリア、キッシュ・・・)ばっかり。

 話し足りずにいつもどおりコーヒーを飲みにいって あれこれしゃべる。

こういう時が意識してないけど、楽しい時間。

ゆるりとしていて満たされている。

 まぁいろいろ不安定な状況ではあるけれど

こんな風に真面目なことも、大笑いすることもいっしょくたで しゃべれる友達がいるのは、

ほんとうによかったと思う。

夜の空気もいい。

帰りみち、気分よく自転車をこいで帰る。

 

早く寝るつもりだったのに親友から電話が。

激論、だらだら

強弱つけながら午前4時。

途中からこわくて時計を見れないくせに電話切れず。

これが10年目の力なのか。

 

そして今日は働いたあと、ひとりで映画。

「ひとりで映画見に行くのに慣れると

誰かと行けなくなっちゃうんだよねーさみしー」

とか言ってる となりのカップルのポップコーン、蹴飛ばしかけ。

けど予告でたのしみなたのしみな、あの!妖怪映画の予告を見たので

クールダウン。ちっぽけなことで怒っていては、いけない。

それより、はやく見たい。

 

帰ってハンバーグ。

もう一度、料理の才能の存在を信じようという気分になる。


さくら

本屋に行ったら
「さくらコーナー」なるものができており、
関連本が山積みになっていた。
雨ばっかだけど、もう春か、と思う。
それからロフトの下の花屋をのぞいてみると
なんと、さくらを売っていた。
売ってるんだ・・・
花屋のすみに、枝を豪快にぶち込んだ花瓶。

うちの両親はなぜかさくらに敏感だ。
「あそこのダムに咲いたらしい」
「あの会社の庭にはしだれ桜が・・・」
と毎年言っている。我が家の春の風景。
そんなことを、今年初めて気がついた。

そのままでは大きいので、花屋のお姉さんに2つに切ってもらった。
まだつぼみばっかりの枝を抱えて
自転車に乗って、帰ってきた。
学校の並木や、川のそばの遊歩道に咲いてるイメージあるけど
この桜は、このひとりきりの、8畳の部屋で咲く。
すごく楽しみになってきた。


猫熱

飲み会ではしゃぎすぎたのか、風邪なのか、知恵熱か。

よくわからないけれども熱を出して部屋でじっとしていて
いつもの猫背でパソコンをいじっていたら
ブログを作ろうかと思い立ちました。
友達にいつも「作れ」と言われても作らなかったのに
なぜか今。

アニからもらったメールを読む。
ほんとに同じ血でできてんのか、この人と自分が・・・
とまで思った。
アニはいつまでたってもアニ。
昔から迷惑をかけるのは常にこっち。

食べたもの
梅のおかゆ

音楽
Jack Johnson






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